Constitution25の日記

頭があまりよくないです

次はどんな社会が正しいのか

次はどんな社会が正しいのか、と考える機会が増えた。

思考の整理として、思っていることを箇条書きで書き出していこうと思う。

 

小田急線の刺傷事件。無敵の人の暴走。あくまで自分の人生の延長線上としても考えられる。多くの日本人のパラレルワールド対馬容疑者の人生である。

 

・人種差別が撤廃された後の能力主義社会で怒っている差別について。人種差別は直感的に理解できるが、能力差別は直感的に理解ができない。努力できるのも継続できるのもそれは運なのだ、遺伝で決まっているのだとサンデル先生は言っているが、そういう節もあるだろうけど本当にそうなのか、ちょっと眉唾なところがある。

 

能力主義社会となったことで基本的に全員にチャンスが与えられるようになったが、格差は広がっていくばかり。次の社会の理想型はどんなものなんだろうかと考えるが、こと日本に限った話で言うと、無能な人にも優しい社会だと思う。道路はきちんと整備されているし、水も綺麗。社会福祉もかなり整っている(生活保護はあるし、医療費もたった3割負担で良い)。結構理想系に近い社会じゃないのかなと現状は思う。

 

・表面的な権利主張を行うとおかしなことになる。例えば女性専用車両。地下鉄御堂筋事件が契機となり、全国的に女性専用車両の導入がなされたが「女性専用があるのなら、男性専用も用意しろ!」と言うのは変な主張。そもそも肉体的な力の差があり、痛ましい事件があったからこそ用意されたので、その経緯や意図を無視して表面的な平等を訴えるのはお門違いな気がする。平等や公平の定義をきちんと理解する必要があるのかもしれない。

 

・資本主義により、毒されたor元々人間の中にあってより強化されてしまった価値基準はどんなものがあるだろう。ある程度限定はされるとは思うが、「強化されてしまった」という認識を持つことが大事。資本主義社会の中にある価値基準だけで哲学を形成してしまうと、なんだか歪なものになりそうな気がする。ブルーピリオドは個々の哲学形成を助ける補助書のような役割を果たしている。

 

・「お金はめちゃくちゃ大事な、ただの紙切れ」僕の造語だが、お金に対しては今はこの価値観である。

 

ざっと書いてみたが、いまいち自分が何を次に何を知りたかったり、何を考えたいのか掴めないので、しばらくのんびり生きてみることにします。こういう時は仕事をするに限る。

 

ぱあ